2010/03/11

本日思ったこと

会社の元・同僚が死んだ。正しくは多分 『医学的には死んだ状態』 になった、ってことだと思う。

彼はちょうど一年くらい前に部署を異動して、それでも自分とは関連がある部署だったし関わる機会も多かった。本日夜は仕事を一旦切り上げて、会社の人達何人かで病院へ会いに行ってきた。

ICUにはご両親がいて出迎えてくれた。彼はベッドの上で人工呼吸器の力を借りて呼吸してた。心電計は心臓が一生懸命生きようとしている様を表示してた。

詳細は書けないけれど、脳の血管にちょっとした問題が見つかって、この際だから治療しておこうということで予定されていた手術を受けたらしい。手術自体は成功したものの、不測の事態が起きてそういうことになってしまったとのこと。

彼は病弱という言葉が全く似合わないオトコだった。サッカーの審判の資格も取って、休みの日には審判としてフィールドを走り回ってるようなヤツだった。手術受ける際にも父親に 「じゃ、行ってくるわ」 って右手を挙げて挨拶して手術室に向かって行った。それが意識がある彼の最後の姿だった、って父親が話してくれた。

そいつはね、この記事 で書いた事故があった時に直前まで当事者と一緒にいたらしくて 『オレがもうちょっとだけ行動を共にしていたらこんな事故は起きなかったんだ…』 って自分を責めてマジ泣きしてたんですよ。それが今度は自分のせいで何人かのオッサン達をマジ泣きさせるとは夢にも思わなかったと思う。

自分は…前にも書いたことがあるかもしれないけれど、あまりに短期間に 『近親者の死』 を体験してしまっているせいか、マジ泣きのオッサンにはなれませんでした。自分には人として多少の欠陥があるらしい…。

あとは自然に心臓が止まるのを待つか、人工呼吸器を外すかの判断をご両親に任されてる状態なんだと思う。

本日痛感した。自分が当事者だったら心臓が動いている限りは人工呼吸器は外せない。『脳死が人の死』 だなんて、絶対に割り切れない。

Posted at 03:15:19 | Weblog | コメント:5 | トラックバック:0

コメント一覧

行けませんでした…
1日で100通近いメールのやりとりをしながら、今日皆とお見舞いをする予定で調整していたのですが、1時間前にお断りの連絡が入りました…。全国から「頑張れと気持ちを伝えてきてくれ。」とのメールももらっていたのですけれど、こればかりは、周りの気持ちを押し付けてはいけないのだとも思いました…。

今後、お見舞いの許可が下りる時が来るよう、奇跡が起きることを祈りたいと思います。

2010/03/11 21:19:27 | URL | ゆき [ 編集 ]

驚きました
信じられません。本当に健康そのものという姿しか思い浮かばない方だったので。。私も脳死を受け止めることは難しいです。奇跡を信じたい気持ちです。

2010/03/11 23:18:26 | URL | あぽ [ 編集 ]

後悔
自分でも冷徹過ぎるとは思いますが、なんか 「お見舞い」 という言葉には違和感を感じます…。それに今となってはもう遅すぎるけれど、会いに行くべきではなかったんじゃないかって後悔してます。自分がそういう状態になったら…人に見られるのはうれしいもんじゃないと思う。

もう二度とこういう経験はないと信じたいですが、もしあったとしたらよっぽど特別な人じゃない限り面会は控えようと思いました。

コメントに対する返信になってなくてすいません。

2010/03/12 03:18:44 | URL | じぇふ [ 編集 ]

いいえ
実は私も、頼まれたから成り行きでお世話役を引き受けたものの、私が行くよりはもっと行くべき人がいるのでは…?という気持ちがどこかありました。行って来た人の正直な感想が聞けてありがたかったです。

2010/03/12 08:00:27 | URL | ゆき [ 編集 ]

ボビさんが同僚も
ボビさんが同僚も呼吸したいなぁ。

2010/03/13 15:59:49 | URL | BlogPetのボビさん [ 編集 ]

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